イスラエルの神は語られた、 イスラエルの岩はわたしに言われた、 『人を正しく治める者、 神を恐れて、治める者は、
主のほかに、だれが神か、 われらの神のほか、だれが岩であるか。
主は岩であって、そのみわざは全く、 その道はみな正しい。 主は真実なる神であって、偽りなく、 義であって、正である。
また、すべての民のうちから、有能な人で、神を恐れ、誠実で不義の利を憎む人を選び、それを民の上に立てて、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長としなさい。
御子については、 「神よ、あなたの御座は、世々限りなく続き、 あなたの支配のつえは、公平のつえである。
シオンの娘よ、大いに喜べ、 エルサレムの娘よ、呼ばわれ。 見よ、あなたの王はあなたの所に来る。 彼は義なる者であって勝利を得、 柔和であって、ろばに乗る。 すなわち、ろばの子である子馬に乗る。
彼は義をもってあなたの民をさばき、 公平をもってあなたの貧しい者をさばくように。
わたしはわが岩なる神に言う、 「何ゆえわたしをお忘れになりましたか。 何ゆえわたしは敵のしえたげによって 悲しみ歩くのですか」と。
そこに祭壇を建てて、これをエル・エロヘ・イスラエルと名づけた。
主は仰せられる、見よ、わたしがダビデのために一つの正しい枝を起す日がくる。彼は王となって世を治め、栄えて、公平と正義を世に行う。
見よ、ひとりの王が 正義をもって統べ治め、 君たちは公平をもってつかさどり、
口を開いて、正しいさばきを行い、 貧しい者と乏しい者の訴えをただせ。
主はあなたの力あるつえをシオンから出される。 あなたはもろもろの敵のなかで治めよ。
またわたしは、ユダの地の総督に任ぜられた時から、すなわちアルタシャスタ王の第二十年から第三十二年まで、十二年の間、わたしもわたしの兄弟たちも、総督としての手当を受けなかった。
「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。
神はまたモーセに言われた、「イスラエルの人々にこう言いなさい『あなたがたの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である主が、わたしをあなたがたのところへつかわされました』と。これは永遠にわたしの名、これは世々のわたしの呼び名である。
あなたの神、主はほむべきかな。主はあなたを喜び、あなたをイスラエルの位にのぼらせられました。主は永久にイスラエルを愛せられるゆえ、あなたを王として公道と正義とを行わせられるのです」。
公義を憎む者は世を治めることができようか。 正しく力ある者を、あなたは非難するであろうか。
神よ、あなたの公平を王に与え、 あなたの義を王の子に与えてください。
こうしてダビデはイスラエルの全地を治め、そのすべての民に正義と公平を行った。